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海外製のボトックスとアラガン社製のボトックスは何が違うのか

しわ、小じわ、たるみ ボトックス
2020.02.25.火曜日

 

当院ではアラガン社製のボトックス製品を取り扱っています。眉間、おでこ、目尻、咬筋(エラ)、広頚筋などに施され、小顔効果、しわ解消などの治療に用いられる治療製剤です。

このアラガン社製だけが正式な”ボトックス”です。

他にも、韓国製、中国製など製剤名は異なりますが、同じ効果をもたらすものとして多くの製剤が存在します。

基本的にはボトックスは2通りの入手経路があります。1つは公式流通経路となる厚生労働省認可製品を国内で仕入れるケースです。これはアラガン社製のボトックスです。

もう一つは海外で製造されたボトックスです。成分が同じボツリヌストキシン毒素という製品です。この成分を含む製剤を海外から仕入れるのは国内仕入れよりも比較的安価で入手可能ですので、個人輸入して治療に用いられている先生方も多くいらっしゃいます。

この個人輸入で入手するボツリヌストキシン毒素製剤とは違って、当院が扱うアラガン社製ボトックスは厚生労働省に認可を受けた安全性・信頼性という面でお国のお墨付きの製剤です。

よく患者様からアラガン社以外の製品と比べて何が違うのか。と質問されます。以前、別のクリニックで務めていた時、韓国製、中国製のボトックスと言われるボツリヌストキシン毒素を扱ったことがあります。使った印象として、効果に対してはほぼ違いはありません。私自身は感じたことはありませんが、(もう数十年前の話ですが)よく他の先生方からバイタル(力価)にバラつきがあるということは耳にしました。

しかし、時代が時代ですので、今現在はそういった製品のバラつきは減っているのではないかと思います。

ただ、韓国製、中国製のボツリヌストキシン毒素は各国での認可の有無に関係なく、日本国内の医師は医師個人の責任の下で個人輸入することができます。つまり、万一の製造工程の何らかの不備による不良品だったとしても、それを手にする確率はアラガン社製の製剤と比べ高くなると考えます。アラガン社製のボトックスは厚生労働省認可の下、厳しい製造工程で検査にクリアした製剤だけが届くわけですから、不良品が届くことはまず考えにくいです。

韓国製、中国製であっても効果に違いはほとんどないと聞きます。アラガン社製のボトックスと比べ値段の差がありますが、この違いは安全性・安心感の差と私は考えています。

当院では安心して治療を受けられる美容医療を皆様に提供したい想いがありますので、アラガン社製のボトックスのみを採用しています。

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